喜劇・愛妻物語 日本映画/2020年公開

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昨年、公開されたコメディ映画で、濱田岳と水川あさみが主役の夫婦を演じて子役は新津ちせ(アニメ映画監督、新海誠の娘で将来有望なスター候補です)仕事の無い脚本家の柳田豪太とパートタイマーで家計を支える柳田チカの夫婦が仕事か旅行かどっちがメインかわからない取材旅行に出かけ、夫婦の関係を取り戻そうとするお話です。

 

 

夫婦は結婚10年目、脚本家としての収入が数年間50万円以下という、売れない脚本家の夫は、性欲は旺盛なんですが妻から相手にしてもらえず、二か月以上セックスレス状態で、お金があれば愛人を囲えるのに…と考えるダメ旦那。なんとか気を引いて、妻チカに相手をしてもらおうと家事に励んでいましたが考えは見透かされていて、セックスなんかしないからねと先に言われる始末。

一週間働きづめで疲れてるんだから無理無理と相手にされません。
脚本の案を考えるわけでもない豪太に愛想をつかしている状況です。

 

チカに相手にされない豪太は娘を連れて公園へ行き、相手になってくれそうな女性を探していると前職の旧知の不倫相手と偶然再会し、仕事を辞めたことを責められていたところに、企画を出していたプロデューサーから電話が入って以前出していた企画の映画化が決まり、その他に四国の女子高校生を取材して映画の原案にして欲しいと依頼を受けます。

 

 

運転免許証の無い豪太はチカを誘い、アキも連れて四国まで取材を兼ねた旅行に行くことを提案し、チカに渋々了解をもらって旅行に出かけます。

四国に到着して女子高校生の家まで行きましたが、すでに他の会社と契約済みだったために取材の仕事は出来ず、観光してホテルに泊まることになりますが密かに企んでいた思いは伝わることはなくセックスは拒否されます。

 

 

悶々とした豪太は夜の街へと出かけ、酔った女性を介抱するフリをして、痴漢行為に及ぼうとしたところで警官に見つかり保護されて、翌朝チカに引き取りにきてもらう有様で、チカは豪太に愛想をつかして友達の住む小豆島に一人で行ってしまい、その後は娘のアキが行方不明になるなどのエピソードを挟んでチカの友達の由美の家に泊まり、由美がチカに本当は豪太が好きなんでしょ?
という会話を聞いて、もう一度チカに本気で謝ってやり直すことを考えます。

その後、ホテルに戻った豪太はチカに仕事を頑張ることを誓い、二か月ぶりに結ばれることが出来ました。ここで再び、不幸な問題が起きるわけですが、ここからはネタバレということで続きは映画で観て下さいということにします。

この映画は2019年の東京映画祭で脚本賞、「第75回毎日映画コンクール」で水川あさみが主演女優賞を受賞していて笑いあり、どこにでもありそうな夫婦の問題を解決する一つの考え方を示しているように思います。

 

映画館での上映は終了し、U-NEXTで2月26日まで見られます。
但し、新作なので有料(1,100円)になり見放題では見られません。
面白い作品なので、宜しければ観て下さい。

 

公開日:2020年
上映時間:119分
製作国:日本
監督:足立紳
主演:濱田岳、氷川あさみ、新津ちせ
動画配信:U-NEXT 今すぐ無料トライアル

 

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