タイトルから誤解があるといけませんので最初に説明します。
雇用主に労働条件の改悪や、不払い残業などの無理難題を押し付けられている
アルバイトを助けるための組織とか、アルバイト募集の求人サイトのお話では
なく、バイト=虫に咬まれた時に治療する器具のお話です。
蚊に刺された時(正式には蚊に咬まれた時)その患部が痒くなります。
何故、痒くなるかというと蚊は血を吸う時に、気付かれないように一種の麻酔
の効果がある唾液を咬んだ傷口に吐きだしてから血を吸い始めます。その唾液
に対するアレルギー反応でヒスタミンが分泌されて痒くなるわけです。
これが従来の治療方法
では、そのアレルギーに対応する方法を実践すれば痒みは止まりますよね。
という理屈に基づいて作られているのがBITE HELPERという器具です。
原理としては先端の金属部分を患部に押し当てて、振動と熱を発生し最大51℃
の温度にすることで、噛まれた部分の唾液を不活性化させアレルギーの状態を
解消させることで痒みを止めます。
アメリカで開発されたものが台湾の工場ライセンス生産されていて、正規商品
を買おうとすると日本円で6,000円から7,000円ぐらいで通販サイトで扱いが
ありますが、ほとんどの場合は売り切れになっていて、その10分の1ぐらいの
値段で同じようなBITE HELPERが国内発送で売られています。
私の場合は主に中国や台湾、香港からの発想が大半の「wish」というサイトで
送料が加算されて1,300円でした。
到着までに三週間かかりました。
到着した商品の商品名は「BITE HELP」商品写真と明らかに商品名が違うので
返品してやろうかと思いましたが、「Wish」というサイトの商品は、超格安な
売値が大半なんですが、ほぼ100%がイミテーションなんです。
実際に使ってみようと思いましたが、そういう時に限って蚊が飛んでいる気配
はなく、特に痒いところはありません。
痒くないのですが、肌に押し当ててスイッチを入れてみるとブーンと振動して
徐々に熱くなってきました。最大で45秒ぐらいにしないと低温火傷のリスクが
あるみたいなので熱くなったところで肌から離しましたが、元々が痒い場所と
いうわけではないので効果の検証は出来ていません。
Amazonなどでも、BITE HELPERと掲載はされていますが、値段的に実際には
「ER」のない台湾製のイミテーション(別の表現ではパチモンとも言います)
が送られてくると思いますので、そういう偽物は絶対に許せないという潔癖な
人は止めた方が良いと思いますよ。(スイッチを入れると熱くはなります)
同じ原理の国産品が2,000円前後であるので、より確実な商品を希望する場合
「電子かゆみ止め」という商品を購入することをお勧めします。
原理は一緒なので安いイミテーションを買って壊れたら新調するという考えか
高いものを買って大切に使うかの考え方の違いでしょうね。
クラゲに刺された時も火傷しない程度のお湯(45-50℃)につけるとクラゲの
毒は不活性化するので効果はあるかも知れませんが、刺された直後で毒に抵抗
する抗体がない状態のみ効果があり、免疫細胞から分泌されるサイトカインで
腫れてきた場合には冷やさないと逆効果になるので、蚊に咬まれた時以外には
使わない方が良いと思います。
日本製だと↓こんなものもあります。
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