10月1日以降、東京都がGO TO トラベルの対象になったと思ったら、予算上限に達したためという理由で、GO TO トラベルの対象商品の販売を終了しているサイトがポツポツと現れています。
大きいところでは、Yahoo!トラベルと、その関連会社の一休は10月10日より宿泊料金の35%ではなく、3,500円が割引の上限になりました。
当初の設定では20,000円から35%が上限でしたから、最大14,000円まで割引されるはずですが、予算の上限に達したということで宿泊料が20,000円の宿泊施設であっても3,500円が上限になりますので、実質17.5%になります。
一泊40,000円だと14,000円割引でしたが、40,000円で3,500円引きだと安くなったという実感はなさそうですね。
10,000円の宿泊料であれば3,500円なので35%になりますが、政府説明の案内とは明らかに違っているわけで、おかしいんじゃないの?という意見が出るというのはごもっともな話ですね。
リクルートが運営する「じゃらん」も同様に、10月10日以降の予約は上限が3,500円になっていて、高級旅館やハイクラスのホテルに泊まった方がお得感がありましたが、現時点では10,000円のところに泊まると3,500円割引という通常期の割引クーポンよりは、ちょっとお得レベルになっています。
YAHOO!トラベルや「じゃらん」の場合は、利用回数には制限はありませんが楽天トラベルは、会員一人1回のみになりました。(35%引きは継続です。)
一般的な旅館やホテルに何度も行くのなら、YAHOO!トラベルや「じゃらん」の利用がお得で、高級なところに1回だけ泊まるなら楽天トラベルがお得、ということになります。
何故、こういうことになったかというと、過去の取り扱い実績に基づいて給付の割り振りがされているために、その予算を使い果たすと取り扱いを終了するしかないということになっているのですが、給付割当額の増加を申請できるという制度なので、一部の旅行会社は11月から再開すると明言しています。
JR東海の「ひさびさ旅」が人気絶好調で、近畿圏と四国(大阪は別枠の支援があるため継続中)は予算上限に達したために現在は販売停止になっていますが給付金が追加されたらホームページでお知らせします、と書かれていますので再申請によって給付枠が増えるのは間違いないみたいです。
元々の予算は1兆7千億円あったはずで、現在までの予算執行額は約700億円ということですからね、元々の給付金の割り振りが問題があるように思いますがなるべく残して与党内での山分けを考えていたのであれば、最低の政権与党というのは間違いありませんね。信用ならん政権与党ですから怪しいです。
さて、ここで裏技です。
JTBと日本旅行は旅行取扱実績が格別に多いので、当然、昨年実績も多いですということは給付金の割り振り額も大きいだろうなと思いましたら、やっぱりJTBや日本旅行では35%割引は普通に使えます。回数の縛りもないです。
また、ホテルや旅館は個別に申請しているので、宿泊施設に直接予約をしても35%の割引になるところは普通にあります。
宿泊予約サイトや特定の地域へのツアーへの給付金の割り振り方が下手なだけで大手の旅行代理店や直接予約なら、まだ全然大丈夫です。
あまり拡散されたくないので、ご内密にお願いします。
コメント