Journey 「The Way We Used to Be」

ミュージック

2019年末から、世界を包み込んだコロナ禍のために、Unicefのイベント以外
表立った活動をしていなかったジャーニーが、7月29日に約1年半ぶりにライブ
を行い、スティーヴ・スミスとロス・ヴァロリー解雇後の新しいラインナップ
での初ライブを披露しています。

グループの版権を乗っ取ろうとしたスティーヴ・スミスとロス・ヴァロリーは
訴訟を起こされましたが、反訴して泥沼化かと心配されましたが、最終的には
二人が非を認めて謝罪、和解ということになり、解雇ではなく脱退という形に
落ち着いたということで、良かったと思います。

裁判に長い時間をかけることで活動に支障が出れば、ジャーニーのコンサート
を観たい立場からすれば、大きな痛手で、コロナ禍が収束したとしても楽しみ
は法廷闘争後というのは残念過ぎますからね、本格的な活動再開の前に大きな
懸念材料が片付いて本当に良かったです。

ライブ活動再開にあたり、DVで解雇されたディーン・カストロノヴォが復帰
して、一足早く参加していたナラダ・マイケル・ウォルデンとのツインドラム
ということで、キーボードとヴォーカルで参加の、ジェイソン・ダーラトカも
含めると7人編成のバンドとしての活動になります。

6月24日に発表されたシングル(10年振りのシングルです)も演奏するライブ
は現在も続けられていて、12月に開催のラスベガスのライブチケットは日本で
予約購入することも可能です。(お金に余裕があれば行きたいですが、当然の
ようにお金に余裕はなく、新型コロナの関係で海外渡航することも難しいので
行きたいという気持ちだけです)

メンバーの入れ替え時から参加しているベースのランディ・ジャクソンですが
本格的な活動開始前のタイミングを考えたのか、腰の手術を受けて現在はまだ
休養中ということで、マルコ・メンドーサがサポートメンバーとしてツアーに
参加しています。来年以降にジャーニーが日本に来るようなことがになったら
その頃にはランディ・ジャクソンが復帰していると思います。

新曲のタイトル「The Way We Used to Be」は、当たり前だったような頃に
という副題(日本語の意訳タイトル)がつけられていて、コロナの中で自由に
会えない寂しさ、離れてしまった距離感、今まで生きてきた以前の状態に戻る
ことは出来るだろうか?戻るための方法を見つけようと、コロナを乗り越えた
後に生活を取り戻そうという前向きに考える歌になっています。

この後、2枚のシングルを出して、シングル曲を収録したアルバムを発表した
その後にライブツアーを計画しているらしいので、来年後半には日本にも来て
くれるかな?という期待を持って、アルバムの発売を待っています。

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