後宮の秘密 2012年/韓国映画

おすすめ★★★

約10年前の映画ですが、「パラサイト-半地下の家族-」で世の中の悪人など全く存在しないと信じているような社長夫人を演じていた、チョ・ヨジョンがほぼ全裸シーンを披露する朝鮮時代の宮中を描いた映画です。

 

 

朝鮮の王宮のソンウォン大君(王の異母弟)が、狩りの途中で偶然、見つけた山里の豪族の娘ファヨンを恋人から無理やり引き離し、本人の意志は関係なく拉致同然に王宮に連れ帰るという暴虐から物語は始まります。

 

お気に入りの娘を自分の妃として迎え入れようとするソンウォン大君。
しかし、大妃(ソンウォン大君の母親)は、それが気に入らないため大君の兄である王の側室としてファヨンを取り上げます。

 

王様の男の子を産んだファヨンは王妃となりますが、王様は急逝し王位は弟のソンウォン大君になり、ファヨンを自分の妃にしようとしますが、ここで再び大妃が策略を巡らせて別邸に住まわせ、自分は摂政として若き王である息子に政治を任せることはなく、王宮内は摂政である母親と王様である息子の主導権争いとファヨンの扱いについても、母親の干渉が続くことによって、妃として
迎えることが出来ないことで王様の母親への不信が高まっていきます。

 

ファヨンの元恋人は無理やり恋人を取り上げられた上に、去勢されてしまったため宦官として王宮に仕えるようになり、大妃の命令で父親を打ち首にされたファヨンと共に、王宮の大妃や王様になったソンウォン大君への復讐の機会を待った上で、映画の後半では復讐の狼煙が上がるという話です。
ネタバレを避けるため、これ以降の部分は書きません。

 

出典:kstyle.comより

 

いろいろな秘密があって、韓国映画らしいテイストもあるので、ストーリーに嫉妬や裏切り、密告も散りばめられていて割と面白い作品です。

 

ファヨンの情交シーンが三回あるのですが、あの社長夫人の美しさはそのまま結合シーンでは腰を振る場面もあって日本だとR-18指定になりそうなセクシーな映像になっています。
※ 日本の場合、いわゆるベッドシーンは乳首を見せたらR-15、裸で絡み合い腰を振ってリアリティがあると成人映画扱いのR-18になったはずです。
最新の基準はわかりませんが、あまり基準が変わることはないと思います。

 

 

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