見上げてごらん・オリオン座流星群

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今日10月21日はオリオン座流星群の極大日です。
オリオン座流星群はすでに出現期間中なんですが、期間の中で宇宙を漂う塵がもっとも多く地球の大気圏に降り注ぐ日のことを極大日と呼び、それが今日ということになります。

 

有名な流星群としては、夏に知られるしし座流星群などもありますが秋から冬にかけて、気象条件が割と良い時期に出現し、もっとも観察しやすいとされるオリオン座流星群は、普段は雨模様の空とか夕陽とか虹のかかった空ぐらいの空しか見ない人でも、一時間当たり5-10個ぐらいは観察できるとされています。

 

極大日である21日の夜から22日早朝にかけてが、一番の見頃とされているので風邪をひかないように防寒準備をして空を見上げて下さい。

 

オリオン座流星群とは言われますが、もちろん何万光年も離れた場所から星屑が地球めがけて降ってくるわけではなくて、たぶんもっとも有名な彗星であるハレー彗星の軌道(年に二回、地球の軌道に近いところを通っている)に近いところを、地球が通過する時にハレー彗星がまき散らした星屑というか、塵が地球の大気に降ってくるために流星群として観察できます。

 

あれだけ夜空に光りながら流れるので、直径何メートルもある大きな岩石状の物体が飛んでいるように思いますが、実際には1ミリ以下から大きなサイズであっても数センチ程度の小石並みの塵が地球の引力で引き込まることで、秒速数十キロの速さで大気で擦れることで強く発光します。

 

死後、小さな金属カプセルに遺灰を入れて宇宙に打ち上げる宇宙葬というのがありますが、そのように打ち上げられた金属カプセルは数年後には地球の軌道から外れて地球に向けて落下し、激しく燃え尽きて、まさにお星さまになるという葬送で、ロマン派の方には人気があるみたいです。

 

 

 

枯れた大人になっても「星に願いを」お祈りするのは夢があると思います。
世界の全ての人が幸せに暮らせますように、何て大きなお願いはなかなか叶うものではありませんので、一人ひとりが自分の幸せをお祈りすることで世界が平和になれば、それも良いのではないでしょうか。

 

オリオン座流星群は今日がピークとはいえ、割とピークがゆるいみたいなのでこれからも数日は観察に適した日が続くみたいです。

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