世の中には仕事帰り(出張帰り)にはアルコールを飲まないと寂しい人もいるので、喜んでんじゃないよという人がいるとは思いますが、個人的には画期的なことなので、グッドニュースとしての記事です。
JR東海とジェイアール東海パッセンジャーズは1月21日から当面の間、新幹線の各列車の車内販売で実施している酒類の販売を一時休止します。
あくまでも車内販売を休止するのであって、売店で販売を休止する予定はなく車内禁酒の禁酒車両を設定するわけでもありませんが、車内でアルコール飲料を飲まれることが迷惑でしかない人にとっては、ちょっといい話です。
今、新幹線の車内は2割程度しかお客さんがないので、車内販売の売り子さんはかなりの収入減(車内販売は基本給は安めで、車内販売の売り上げに応じて収入に反映される歩合制だったと思います)だと思うので、単価の高い酒類は「売りたい商品」だとは思うんですよね。
コロナ禍ということで、酔っぱらってマスクの存在を忘れて、大きな声で唾を飛ばしながら喋る人というのは、社会悪レベルの見方をされているので車内のトラブルを防ぎたいという意味でも、車内販売の販売員の安全確保の意味でも酒類販売の一時休止、という選択をしなければならなくなったとは思いますが、以前から酔っ払いのうるさい声とか、アルコール臭の拡散とかに対して嫌だと
思っていた立場からすると、今の時期だけでも酔っ払いが減るのはありがたいというのが本音です。
飲む人本人は気付いていないと思いますが、特に珍味系とか練り物系のつまみを食べながら酒類を飲まれると、ホントにすぐに禁酒車を作ってもらいたいと感じるレベルの酒臭い空気が拡散するわけです。
臭いだけで充分に勘弁して下されという状況で、さらに風俗店とかキャバクラの武勇伝を朗々と語られた時など、車掌さんに言ったら席を替えることは可能なんだろうか?と考えました。(仙台から東京までの道程です)
自分がもしも女性だったら、隣の席で男二人が酒臭い息を吐きつつキャバクラのなんとかちゃんのスカートの中がどうとかなんて話をしていたら、絶対に嫌という以前に身の危険も感じますよ。
ということで、アルコール飲料を飲むのが出張帰りの癒しの人には悪いですが新幹線で酒類販売をするのは一時休止ではなく、永久にやめて欲しいのが本音ですが、それもまた酒飲みの権利を侵害しそうなので、やはり禁酒車を設定しアルコール飲料の持ち込みを禁止する車両をせめて2両ぐらいは欲しいです。
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