ホームの通過列車にご注意下さい

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快速電車や特急電車が通過する小さな駅の場合、ホームに立っていると録音のアナウンスで「間もなく、電車が通ります、黄色い線までお下がりください」というような注意喚起の放送が流れます。

 

黄色い線よりも前に出たら、電車に巻き込まれたり、接触したりする危険性があるので普通は後ろに下がって電車の通過を待つと思いますが、その時に目を守るという意識はあるでしょうか。

法医学の専門書(こういう本を読むのが趣味の一つなのです)を読んでいた時に書いてあったのですが、電車が通過する時には、線路と車輪の摩擦によってかなり微量ではあるものの鉄粉が空中に浮き上がるのです。

電車が通過した直後には鉄粉が舞い上がって空中を浮遊するので、電車が通過している間から、完全に通過し終わるまでは、軽く目を閉じて鉄粉が目に入るのを防ぐようにすると、目の中に入ることを防ぐことが出来ます。

コンタクトレンズを使用している人の場合は、コンタクトレンズと眼球の間に入り込んだ鉄粉が目を傷つけたり、目の中で錆びてしまうことがあるので目に良くないので、なるべくホームの後ろに下がって、鉄粉が目に入らないようにするのが目を守るのに有効だということです。

鉄粉なんて、なかなかすぐに錆びることはないだろうと思いますが、目の中は常に涙で乾燥を防いでいるので、ごく小さな鉄粉だと一日でも錆びてしまって瞳に傷がつくこともあるみたいですから怖い存在なのです。

後、ホームで前の方に立つと、ホームから突き落とされるかも知れないというリスクも考えた方が良いかと思います。

以前に香港に行った時は、現地の地下鉄でホームへの突き落としが、連続的に起きている時だったということで、現地の日本人の方から絶対にホームの先端には立たないようにして下さいと、危険情報を提供してもらいました。

現在の日本では他人の行動を100%信じられないと思っているので、特に一人でブツブツとつぶやいているような人がいる時は、絶対にホームの端に立つということはしないようにしています。

ホームの端に立つというのは鉄粉だけでなく、命の危険も被さってきますからなるべく後ろに立って自分の身は自分で守りましょう。

 


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