夏色のおもいで・チューリップ

ミュージック

私と同世代の方ならわかってもらえるかと思いますが、私が20代前半の頃には
チューリップは夏の歌を演奏するグループとして認知されていました。
と、個人的な判断で断言してしまいます。

知らない人はあまりいないだろうなと思いつつも、チューリップが最盛期の頃
と言えば30年以上も前のことなので、今の日本の人口の半分以上は知らなくて
当たり前ということになりますね、正に光陰矢の如しです。

歌を作って歌う財津和夫さんを中心に、ギターの故・安部俊幸さん(インドに
移住してエベレストの見える街に住んでいらっしゃいましたが、脳出血のため
亡くなりました)、キーボードとギターの姫野達也さん、ベースの吉田彰さん
ドラムスの上田雅利さんがオリジナルメンバーでした。
一部で財津和夫さんと財津一郎さんを混同している人がいますが財津一郎さん
は「ピアノ売ってちょうだい」のCMの人です。

鈴蘭高原での嵐の中でのライブとか、芦ノ湖のライブとか、大規模な野外での
イベントが多かったということもありますし、「夏の恋」をテーマにした曲が
多かったというのも、夏の歌を演奏するグループというイメージが強い要因に
なっているのかも知れません。

私の好きな曲で「風のメロディ」という歌がありますが、財津さんと姫野さん
のツインボーカルが上手く生かされた夏の終わりの歌だと思っています。


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この記事のタイトルにした「夏色のおもいで」も古い歌ですが、この曲も個人
としては何十年も前の歌という感覚がありません。


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子供の頃に親が若い頃のレコードを大切に保存していたのを見つけて、試しに
聴きましたが、やっぱり古さしか感じなかったので、私が今になっても古さを
感じない曲も若い世代の人からすれば古い歌に聞こえるんでしょうね。

一曲ごとに思い入れはありますが、それぞれにコメントを付けていたら、終了
するタイミングをつかめない長い記事になってしまうことが確実なので、私が
好きなチューリップの歌を何曲か貼り付けて終わりにしようと思います。

と、ここまで書いて一つの疑問があるので、それについても書いておきます。
(そんなに大したことではありません。)

オリジナルメンバーの中でドラマーの上田さんとベースの吉田さんは、途中で
チューリップを抜けてしまったものの、その後の活動休止後にはチューリップ
に復帰した上田さんが、チューリップ脱退後に「TONY」というバンドを作り
活動されていました。

上田さんがチューリップに復帰したわけですから、TONYの活動は終わったと
思いますが、あの時のメンバーは誰だったのか?今も音楽界で活動している人
はいるのでしょうか?という疑問です。


なお「TONY」の曲も好きだったのですが、現在ではCDも販売されていません
からどこでも聴くことの出来ない幻の曲になってしまっているのが残念です。
アナログレコードは持っていますが、プレイヤーがないので宝の持ち腐れ状態
になっているのが実際のところです。

2021年のライブが未定になっていますが、それまでにはコビット19が人間と
平和に共存できるようになり、財津さんの体調が良好であることを祈ります。

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